MIBUGAWA 105
距離感がちょうどいい
団地暮らし
出会いを楽しみながら
ゆっくりと過ごす休日
up:2023.01.16

京都市下京区に位置する壬生川団地は、国道である五条通と繁華街を貫く四条通に挟まれたにぎやかなエリアにあります。子育て中のファミリーや長く住んでいるお年寄りなど、さまざまな人の暮らしが織りなしていて、程よい距離で“ご近所”を感じながら生活できるのが魅力です。近くには、由緒ある社寺や教科書にも載ってる出来事が起こった場所があり、そしてそんなまちの歴史に寄り添うように、新たなスポットも登場しています。団地にいて、散策して。壬生川団地暮らしを満喫する、ある休日のストーリーです。
At Home
穏やかな空気を感じながら
お気に入りのキッチンでコーヒーを淹れる朝
ウィークデイは町のエネルギーがみなぎるこのエリアも、休日はひっそりと静か。団地全体がちょっと寝坊しているような、穏やかな空気に満たされた朝。子どもたちが中庭ではしゃぐ声を聞きながらゆっくりとコーヒーを淹れる時間が、なんだか愛おしく感じます。シンプルなデザインのフレームキッチンは、リノベーションのときに見つけたお気に入り。空間にも馴染んで、使いやすくてお手入れもカンタン。ここに立って、眺める部屋の景色が一番好き。広めのベランダでグリーンの世話をするのが朝の日課。成長具合を見ながらコーヒーを飲んで、今日のプランを立てよう。
Outside
エリアの歴史を感じつつ
新しい魅力を発見するお出かけへ
団地から新選組ゆかりの「壬生寺」までは自転車ですぐ。新選組がやってきたのは幕末ですが、お寺の創建は991年。節分会(せつぶんえ)や壬生狂言などが有名で、地域で親しまれているお寺です。町中なのに境内に足を踏み入れると、しんとした清らかな雰囲気。その空気の変化に、背筋が伸びる思いがします。新選組の隊士たちもお参りをしたのかな、なんて思いながら、本堂と千体仏塔に参拝しました。お腹がすいたらお隣の「だんだら珈琲店」へ。壬生菜の漬物を使った壬生トーストとブレンドコーヒーで腹ごしらえを。デザートのソフトクリームは壬生らしく、新選組カラー。「誠」の字が描かれたクッキーをパクリと食べて、次の目的地へ。
コーヒーのお供になりそうなお菓子を探して、少し足を伸ばしました。訪れたのは「SHUKA」。甘納豆の老舗「斗六屋」が運営する種のお菓子専門店です。黒豆など定番の“豆”のほか、カカオ、カシューナッツといった“種”も甘納豆に。お店の壁は土壁、天井はガラス。「種の気持ちになれるように」という工夫だそう。ワインにも合いそうだし、贈り物にもしたいな。まずは自分用に大納言小豆とピスタチオをチョイス。家で食べるのが楽しみ。
At Home
近くでデリを買って夜はゆっくり
アンティークの良さを実感
近くの阪急大宮駅あたりには、個性的な飲食店がたくさん。ここでデリをテイクアウトして家飲みをゆっくり楽しむのが、休みの日のお決まり。大きなテーブルに並べて、長い夜の始まりです。
陽光差し込む昼もいいけれど、明りを落とした夜の空間も素敵。無垢材の表情、影がうつる壁。アンティーク家具だけが持つ味わいがより引き立てられて、よりノスタルジックなムード。ずっとここにいたい、そんな気持ちにさせてくれます。
Information
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物件名
壬生川団地105
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現況
入居中
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賃料
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管理費
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Facilities
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手打ちうどん春日井
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まるき製パン所
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喫茶オルガン
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マンハッタン
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ムジャラ
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壬生寺
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だんだら珈琲
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SHUKA
Life style
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