Nakakashiwa 65

職人のまちで
手仕事に触れたり
花街の空気に浸って
感性を磨くひととき

up:2023.02.09

京都の西陣と言えば、かつては機織りの音が響いていたと言われる、職人のまち。「中柏野町戸建」は、そんな京都ならではの産業や文化の香りが残るエリアにあります。今も、西陣織が盛んだったころの面影はあちこちに。そして北野天満宮や花街・上七軒、そして地元住民や観光客に人気のお店など、魅力的なスポットもたくさん。そんなまちの一部になって暮らしてみたら……そんな楽しい想像が膨らむ、ある一日です。

At Home

“職住一体”の西陣らしい住まい
創作に没頭したいアーティスト向き!

好きな時間に、思いっきり創作活動に打ち込めるようにと選んだこの物件。もともとは西陣織の機元のもので、住まいと仕事場とは、建物が別々の2棟構成。今日は私も一応休日だから、東側の住居棟のリビングで朝はのんびり。ナチュラルテイストにリノベしたこの場所はほんとに落ち着く。やわらかでモダンな雰囲気にいつまでもこうしていたい…と思ってしまうほどだけど、せっかくのお休み。ご近所を散策して、創作のヒントを探してみよう。

Outside

梅の名所・北野天満宮では
天神様のお使い「撫牛」に祈願

まずは北野天満宮へ。学問の神様として全国から参拝者が訪れる菅原道真公をお祀りしている神社です。御本殿にお参りしてから境内を散策していると、梅の木には小さな蕾が。開花すれば、かぐわしい香りでいっぱいになるだろうな、そんな早春を待ち遠しく思いながら「撫牛」の像へ。ここは私の必須ポイント。牛は天神様のお使い。「撫牛」の頭を撫でると賢くなると信仰されています。いいアイデアが浮かんできますように……とやさしく頭をすりすり。

花街でふれる、美しい京菓子
家族へのお土産にカステラも

北野天満宮の東門から出ると、そこは京都最古の花街「上七軒」。夜のしっとりとした雰囲気もいいけれど、昼間の静けさにも独特な風情があって、歩くだけでもインスピレーションを刺激されます。町家が並ぶ上七軒の通りに溶け込む「有職菓子御調進所 老松」が目的地。暖簾をくぐって入ると、ショーケースにはお茶席でいただく上生菓子が並んでいました。花をかたどったり、景色や情景を表したりと、季節感たっぷり。これらは職人が一つひとつ、手でつくったお菓子。食べるのがもったいないほどの美しさを、家に買って帰ろう。

この近くで立ち寄りたいお店はもうひとつ。北野天満宮の一ノ鳥居のすぐ近くの「カステラ ド パウロ」は、リスボン出身のパティシエが腕を振るうお店。お目当ては、やさしい甘味の「パウロのカステラ」。これも家族へのお土産に。2階にはカフェもあって、生地の中のとろけ具合の違うポルトガルのカステラ(パォンデロー)3種類と、日本のカステラがセットになった「食文化比較体験プレート」がおすすめメニューだそう。今度はこれをいただこう。休日のブランチにも良さそう!

お腹も心も満たされる
野菜たっぷりのランチでほっこり

しっかり歩き回ってお腹がすいたら、少し移動して「すこやか食堂」へ。併設している野菜販売所「ベジサラ舎」で販売している野菜やフルーツを使ったランチやスイーツを提供しています。お楽しみは、野菜たっぷりの「すこやかSet」。小芋やかぶ、玉ねぎなどが入ったグラタンや、トマトソースのライスコロッケ、具だくさんのスープなど、ボリューム満点の内容です。おばあちゃんの家のような、懐かしいお店の雰囲気にも、心ほどけて、あったかい気持ちになりました。

歴史や文化、そしてあたたかい人の手仕事を感じる西陣・上七軒。豊かなまちの個性を肌で感じながら、ものづくりをする人にぴったりです。

Information

物件情報
  • 物件名

    中柏野町

  • 現況

    ​入居中

  • 賃料

    ¥--

  • 管理費

Facilities

周辺環境
  • 老松

  • カステラ ド パウロ

  • ベジサラ舎

  • 船岡温泉

  • 北野天満宮

  • 月光荘(八雲食堂)

  • さらさ西陣

  • 上千本商店街